シェアする

2019.09.04 メールで質問を頂きました。

シェアする

クラウンを学び始めた頃は、
どのようなことを練習されましたか?   

僕も、何も知らないところからスタートしました。初めのころの練習は、とても大人の僕には人前でできるようなことではない!と思うような
変な行動、バカな発想をすることばかりで、恥ずかしかったし、大きく堂々と表現することなんてとてもできなかったです。
でも、一度始めたんだったら、できるところまでやってみればいいじゃない。と飲み屋の大将に言われたり、
その時の先生に、まずは人前に立つこと、そこで頭が真っ白になってからがとてもいい経験になるよ!と言われて、
そのお陰で、すぐに路上でクラウンの格好をして歩き回ることができました。なにもできないのに(笑)
イベントなどのお誘いも積極的に出させてもらいました。もちろん、下手で呼ばれなくなった現場もいっぱいあります。
どれも正直、地獄のような経験でした。でも、今思うとそれが一番近道だったなと思います。

どんなふうにクラウンという世界に対して
取り組まれていましたか?

ジャグラーがジャグリングを練習して見せる。ミュージシャンが演奏や歌を練習して見せる。
それと同じように、クラウンは感情表現の練習をして、それを見せるものだと思っています。
そのために、感情が動くような出来事(主に失敗やトラブル)をたくさんショーに入れて、そのリアクションを表現して見せることがクラウン。
ジャグリングやパントマイムやバルーンなどのスキルは、その失敗を作って、感情を人に伝えるためのツールだと思っています。
そのテクニックを見せるのは、ジャグラーさん、パントマイマーさん、バルーンパフォーマーさんで、クラウンではないと思っています。
そこに感情表現が入ると、とてもクラウンに見えます。そういう方々もおられますが、その人たちが自分をクラウンと思っているかは別です。

クラウンと役者の違いは、与えられた役になりきって演じるか、自分で作ったキャラクターになって演じるかです。 
だから、感情表現を学ぶにあたっては、演劇関係のワークやレッスンはとても効果的でした!

 
クラウンという文化は、日本にはない文化や価値観です。
日本でクラウンを学ぶことを考えたとき、統一され完成されたプログラムはないので、いろいろな先生に教わることをオススメします。
クラウンは学ぶ先生によって考え方がまちまちで、
人前に立つということ一つをとっても、
・まだ現場に出てはいけない。と言われる先生もいますし、
・もう人前でやってもいいんじゃない?という先生もいますし、
・初めから人前でやった方がいいという先生もいます。(僕はこれ)

ただし、一つだけわかっていることは、その先生の見えている世界は、自分が見えている世界よりもはるかに広いということです。
自分の意見や習ったことと違うことを言う先生のいうことは聞かない!という選択は、クラウンを学ぶことに対してとても邪魔な気持ちだと思います。
色々な先生から学ぶということは、それぞれの先生から教わることを全てYESで受け止めて、そのなかから自分はこうする。という
選択をするということです。すべて先生の言う通りにしようとしていた僕は、異なる意見に翻弄されてとても悩みました(笑)
 
トッシィからのメッセージ^^



このメールがどこまで役に立つかはわかりませんが、何かお力になれれば嬉しいです。

僕はクラウンをするなかで、クラウンは誰かを笑わせる、見てもらう、という考え方よりも、
自分を見て誰かが楽しんでくれたらいいな、誰かに笑ってもらえればいいな、と思っています。
僕はクラウンに上下関係や師弟関係はあまり重要ではないと思ってもいます。
なぜなら、まめちゃんさんは、現時点で僕にはできない表現や発想があります。それは今までの経験が僕と違うからです。
その時点で、誰もがオンリーワンです。誰かと競う、他のクラウンと比べるのではなく、常に昨日の自分より成長したと思える活動をしてください。
僕は色々な先生を知っています。これを学ぶならこと先生!ということも、僕が直接なにかをお伝えすることもできます。
これからクラウンを自分のペースで進めていく中で、疑問がでたらいつでも相談してください!
それは、僕の成長にも、とても役に立つことなので、とてもありがたいことです。
僕もまだまだ未熟なクラウンです。一緒に楽しみながらクラウンをやっていけたらいいなと思っています。