路地裏のトッシィ

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出会ってくれた全ての方に、+1%の”楽しい”を・・・

「勘違いヒーロー LOBRAVE」のホルス

 

宇宙飛行士になりたくて大学に行くもうだつがあがらず断念。

結局、新車の営業マンに。

企業戦士として、不満ありながらも働くも27歳で独立。

独立するも、うまくいかず、気がつけば親からの借金が膨大に。

ついには100円のパンを買うことにさえ躊躇する日々に。

生きている価値のない人間だと思い始める。

だが、自分で命を投げ出す決意もできず。

どうせ死ぬなら、川でおぼれてる子犬を救ってちょっとはいい死に方ができれば、

家族も納得できるかもな。なんて。でも、なかなか川でおぼれている子犬が見つからず

縁もゆかりもない街頭募金活動に参加することに。

 

そこで、道化師(クラウン)と出会う。

メイクして、衣装着て、まぬけな芸を披露する。

これなら自分でもできるんじゃないかと思い入門講座に応募。

そこで道化師の稽古を通して、自分らしく生きる秘訣を学ぶ。

プロとか、資格とか、レベルとか関係なく、身の程なんて気にせず、どんどん現場に出て、今できる最大限のパフォーマンスをして、昨日の自分よりも成長した今日の自分でい続ける。

でも何の芸もないのに、衣装を着て、メイクして、外の街を歩くなんてできない。本当に怖くて怖くて。何回チャレンジしても無理だったから、京都からわざわざ札幌まで、無い金はたいて、道化師道具だけ持って公衆便所で着替え始める。メイクもして、後は外に出るだけ。このドアを開けた瞬間に、変出者扱いされたら、僕はどうなってしまうんだろうと、30分ほど籠る。ずっと空かないトイレを不審に思った警察官が来てしまったら、もう言い逃れできない。逮捕されるかもしれないという恐怖が襲い。ついにそのドアを開けると、小さい子から「あ~!ピエロだ~!!」と。

誰からも評価されないと生きる価値のないと思ってた人間が、はじめて誰かに喜んでもらえた瞬間でした。生きてていいよって言われたような。そんな気持ちがいまだに生きる原動力になっている。

その後、クルマ屋さんでも、出来る範囲のサービスで満足してくれる、応援してくれる人だけに、精一杯の仕事をさせてもらうというスタンスに変わるとどんどん仕事が増える。売り上げが毎年、去年の倍になるほどの成長をする。

 

自分に何ができるかを考えるんじゃなくて、相手が何を求めているかに興味を持って、それを叶えられる方法を何とか見つける。一度投げ出した命だから、いつ体を壊してもいいし、いつ死んでもいい。そう心から思って仕事をするように。

 

2021年6月1日にスサノオさんと、出雲大社の境内で出会い、2ヶ月後に道化師として出演してその後正式にラブレイブのメンバーになる。

 

ラブレイブ。目の前に起こったことを精一杯、等身大でやってるだけで、どんどん勝手に人生が思いもよらない方向に進んでいく。それは自分が思い描いた理想の将来通りでは決してないけれど、その人にとって一番輝ける環境に自動的に進んでしまう、僕の場合はラブレイブがそれだった。

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