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ココに技あり!クラウンの見方

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スポーツを見るとき、解説者がいないと何が何だかわからない!
という現象は良く起こりますよね。
クラウンには独特のトレーニングがあります。
つまり、クラウンの技があります。
それは、ジャグリングなどの目に見える技ではありません。
それを知って、クラウンを見ると・・・
もっと面白くクラウンを見ることができるのではないかという説です。
もちろん、クラウンだけがではなく、他の分野でも使われている技術です。

空間把握

クラウンのトレーニングの一つに、空間把握というものがあります。
不特定多数の人がフロアをウロウロしていて、
予期せぬタイミングにピタッと止まります。
そして、首も目も動かさないで、
後ろに誰がいるか。○○さんはどのあたりにいるか。
ということが把握できているか。というトレーニングです。
これによって、クラウンは、とんでもないところからの視線をキャッチし、
ふとした拍子にそちらへアクションをして、場を盛り上げます。
アクションを受けた人は、えっ、気付かれてたの!?という感想を抱きます。

アイコンタクト

クラウンの代表的なテクニックの一つにアイコンタクトがあります。
目で、人とコミュニケーションを成立させるという技術です。
ショーなどでは、お客さんの一人とアイコンタクトを取ることで、
見られている人のリアクションを引き出し、
その他大勢のお客さんはそれを見て楽しみます。
また、ショーではない場面でも多用します。
例えば、クラウンと人がすれ違う時に、目が合ったかどうかを
すれ違いの一瞬で伝えます。
目を合わせて、コンタクトが成立すれば、それだけでお客さんは
思わずにやけてしまう。という感情を引き出しています。

フリーズ

言葉の少ないクラウンの表現で、とても有効な表現方法です。
何か物事が起きて、リアクションを取る前、一瞬ピタッと停止します。
それによって、見ている人とコミュニケーションを取ります。
その長さは、その時々によって使い分けられています。
まるでディズニーのように、トムとジェリーのように、
アニメーションのように見えるのは、この効果が大きいです。
 ※それらもクラウンを参考に作られているという言い伝えがあります。

その他

ジャグリング、パントマイム、スラップ、テイク、トリップ、
アクロバット、マジック、バルーンなど、
様々な技術や道具を使います。
そこで重要なことは、それらの技を見せるのではなく、
お客さんとコミュニケーションを取るために使うというのが、
クラウンの特徴です。

まとめ

それらの表現がどういう風に使われているか。
鉄格子のオリが空から降ってきて捕まったが、ドアノブを見付けて外に出た。
という切り取った一部分のシチュエーションで開設すると、

どの位置にどんなお客さんがいるか、
会場の広さなどを把握しておくことは前提として(空間把握)

アクション:オリが降ってくる表現(パントマイム)
 フリーズ
アクション:オリを見る(テイク)
 フリーズ
リアクション&アクション:
   なんだこれは、どうしよう、ビックリしたetc…
   オリを見渡し触って、大きさなどを表現(テイク、パントマイム)
コミュニケーション:オリが降ってきた状況と感情を共有(アイコンタクト)
 フリーズ
アクション:どうしよう、出る方法はないか、辺りを見まわすetc…
アクション:ドアノブが付いているのを見付ける(テイク)
 フリーズ
リアクション:見つけた!
コミュニケーション:出られるという希望を見出したことを共有
         (アイコンタクト)
 フリーズ
アクション:ドアノブに手をかける、鍵かかってないかな。。。
 フリーズ
アクション&リアクション:ドアノブを回し、空いていたことを表現
 フリーズ
リアクション:空いてた!
コミュニケーション:空いていた喜びなどを共有(アイコンタクト)
 フリーズ
アクション:ドアを開けて出る。(パントマイム)
リアクション&コミュニケーション:
   喜びを表現し、お客さんと共有(アイコンタクト)
この間もずっと空間把握をし、適宜アイコンタクトを取る人を探したり、
盛上がりそうなリアクションを持っているお客さんを探している。
この場合のアクションはほとんどパントマイムと感情表現
リアクションは感情表現となっている。

尚、トッシィはまだできない。