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フリーズ

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クラウンのスキルの一つ、フリーズ。
表現の合間合間に、ピタッと止まる。というものです。
フリーズを使いこなしている方を見ると、凄いなぁ!上手いなぁ!と思います。
そして、分かりやすい。見ている側に表現が伝わってきます。
つまり、これもコミュニケーションのツールの一つといえると思っています。

帽子が落ちた。拾う。という動作を、連続して行うと、普通です。
それは、見ている人にとっても、普通に見えるということです。
クラウンが帽子を落として拾ったとしたら、80%わざとです。
残りの20%は笑いの神様の仕業です。
それをただ拾っても、何の表現も伝えられない。
そこで登場するのがフリーズだとトッシィは思っています。

具体的に言うと、上の例で、
まず帽子を落とします。
ここで、見ている人は「帽子が落ちた。」と認識します。
その後、クラウンは帽子が落ちたことに気づく。
ここで重要なのが、「帽子が落ちたことに気付いた。」ということを見てる人に伝えることです。
そのために、頭に手を置いて、驚いた顔をして、フリーズします。
あえて間を作ることで、見ている人に自分が気付いたことを認識してもらう。
それから、次の行動に移ることで、見ている人に正確に表現を伝えます。
正確に表現が伝わるから、面白いのだと思っています。
そして、帽子を探して、気が付きます。
気付いたことを認識してもらうためにフリーズをして、
その後に、リアクションを取ります。もちろんフリーズ。
リアクションの感情をお客さんに認識してもらう間を作ります。
拾います。フリーズ。リアクション。フリーズ。
お客さんと一緒にショーを楽しんでもらう。言葉の少ない表現に有効なツールです。

これをビシッと決められると、見ている人から、クラウンっぽいと認識してもらえる。
もちろん、お客さんはクラウンを知らないことがほとんどなので、
何か面白い人がいる。という印象になると思いますが、
クラウンっぽさの代表が、フリーズだとトッシィは思っています。