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グリーティングについて

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トッシィはグリーティングが大好きです。
圧倒的なライブ感があるからです。
一般的に、ショーよりもグリーティングの方が難しいとされますが、
トッシィはショーの方が難しいなぁと思っていました。

グリーティングとは

グリーティングとは、おもてなしです。古くは、ミート&グリートと呼ばれていたようで、
その名の通り、会ってあいさつをする。という行動です。クラウン状態で。
何が起こるか分からないから、アドリブ力(リョク)とネタ引き出しの多さが重要です。
イメージとしては、イベント会場をウロウロして、お客さんに手を振っている感じでしょうか?
もちろん、ただウロウロして手を振っているわけではないのです。
グリーティングが難しいと言われる原因は、守られていない環境だから。だと思っています。
お外には危険がいっぱい。と子どものころトラウマを植え付けられた人ですが、
そんな感じです。

人がよそ見をして歩くと、ぶつかります。「歩きスマホ現象」
いきなり人の前に現れると、恐怖です。「それが見えたら終わり現象」
いい人が多いですが、悪い人もいます。「お外には危険がいっぱい現象」
周りの状況を把握しないと迷惑をかけます。「KY現象」
人によって、感じ方には差があります。「海外旅行現象」
これらを一つずつ見ていきましょう。

「歩きスマホ現象」

人がよそ見をして歩くと、ぶつかるという事柄をトッシィが勝手につけた名前です。
著作権フリーです。
クラウンがパフォーマンスをすると、とても人の目を惹きます。
その場にいるだけでも、目立ってしまいます。
最近、移動中の人は、用事があることが多いです。
クラウンがいたから足を止める人はとても少ない。
だからって、目を惹くものがあると、見ちゃいますよね。
よそ見をしていて何かにぶつかったとき、
普通はその本人が悪いのですが、
クラウンとしては、見てもらえただけでありがたい訳で、
そのありがたい人が、クラウンを見ていてぶつかった。
それを防ぐ配慮は人として当然の思いやりです。
パフォーマンスがしたい。余裕がない。という心の状態では、
ついついその辺の配慮に頭が回らなくなってします。
グリーティングには、自分の感情をコントロールし、ドローンの目が必要になります。

「それが見えたら終わり現象」

クラウンは衣装を着て、メイクをして、暗闇にポツンと立っていると、不気味な類です。
ホラー映画のビックリシーンで、鏡を見て、顔を洗って、もう一度鏡を見ると後ろにお化けが。
あんなの、誰だって恐怖です。後ろにいるのが家族だったって、恐怖です。
また、勝手に名前を付けました。著作権フリー。

普段どこかを歩いていて、今日はクラウンに会えるかな?と楽しみにしている人は少ないです。
涙がこぼれないように歩いていて、前を見ると目前にクラウンがいたら、99%人はビックリします。
それを防ぐためには、どうしたらいいでしょうか。
クラウンが周りを見てそうならないように動くしかありません。
それだけしていればいいのであれば、まだ可能な気がしますが、
目的はグリーティングです。
グリーティングをしながら、無作為に現れる人の視線を気にする必要があります。
その方法として、音を出す、歓声や拍手を頂く、人の垣根を作るなど、いろんな方法がありますが、
一番大事なのは、空間把握です。後ろに目が付いているような視野を養う必要があります。
トッシィの苦手とすることです。
でも、それができれば、爆発的に人に楽しんでもらえる様にもなります。

「お外には危険がいっぱい現象」

世の中には、 いい人が多いですが、悪い人もいます。
すれ違いざまに肩がぶつかりそうだから、よけてくれる人もいれば、
ぶつけて、ボコボコにされることもあります。
それをこう名付けました。

クラウンがグリーティングをしている現場に、ロープやステージはありません。
付き添いの人がいればいいですが、いない、いても役に立たないということもあり得ます。
人としてもそうですが、基本的に自分の身は自分で守る必要があります。
難しいのは、クラウンである自分のまま、自分の身を守ること。
まず、身の危険を感じたら、逃げましょう。
それ以前に、身の危険を感じるところには近づかないでおきましょう。
そのためには、相手をよく見て、危険を感じましょう。
そして、アプローチは徐々に行いましょう。これは、後にも出てきます。
相手を見るコツは、勘です。その勘というか、感覚を養うためには経験しかありません。
トッシィは普段、人通りの多いところで、行きかう人を観察してトレーニングしたり、
いろんなタイプの人と話をするなどして、その勘を研ぎ澄ませるように努力しています。
日常の意識一つで、鍛えられるので、やり方は個人の判断ですが、養った方がいいと思っています。


「KY現象」


周りの状況を把握しないと迷惑をかけます。 例えば、イベントステージのすぐ近くで、
グリーティングをすると、人の目をこちらに奪ってしまいます。
お店の近くでグリーティングをしていると、お店のお客さんを奪ってしまいます。
もちろん、奪われる側のとらえ方によっては、喜んでもらえる場合もありますが、
日本には迷惑をかけるという文化がある以上、人への配慮が必要です。
因みに、「迷惑」や「もったいない」という感覚は日本ならではという話を聞いたことがあります。
もったいないを英訳すると、無駄となり、
迷惑をかけるを英訳すると、悩ませるとなります。
微妙にニュアンスの違いがあると思っています。
逆に、クラウンは日本にはない文化と聞いたこともあります。
とんでもない相互関係がうかがえますね・・・
これも、ドローンの目と人への思いやりが重要です。

「海外旅行現象」

人によって、感じ方には差があります。
日本人の挨拶は会釈ですが、イタリアではキス、アメリカではハグ。
個人的に、初対面の人に異文化流の挨拶を強要されると、いやぁ~ちょっと。。。タイプなので、
この名前を付けました。
人によって、挨拶の仕方も異なるし、それに合わせないと、戸惑いや不快感を与えてしまいます。
クラウンの活動している周囲には、大きく分けて3種類の人がいます。

1.クラウンとかかわって楽しみたい人
2.クラウンの活動を遠くで見ていたい人
3.クラウンに関わらないでほしい人

これらの人を見分けて、グリーティングをしないと、人に不快な思いをさせてしまいます。
関わらないでと思っている人に、猛烈アタックすると、嫌われます。
でも、関わって楽しみたい人に、そっけない対応をしてしまうと、その人を傷つけてしまい。
積極的でも、控えめでも、クラウンは活動できません。
積極的なキャラクターでも、嫌な人が嫌がるまで積極的にしない。
控えめキャラでも、楽しみたい人には積極的に控えめキャラのパフォーマンスをする。
なんとまぁ難しいことでしょう><
さらに、その度合いは人によって様々です。
上で言う1.2.3で表すと、どっちかというと2とか、2と3の間とか、
3だけど、どうせ関わるなら1。とか。
そして、それが決まるのは、クラウンと人との関係です。
トッシィには3だけど、他のクラウンなら1!なんて、悲しい思いもします。
他のクラウンと同じ対応でもいけない場合があるってことです。

これをクリアするためには、やはり、人を注意深く観察し、判断するトレーニングと、
アプローチは徐々に。ということになります。

まとめ

グリーティングを行う上で必要なスキルは、基本的なクラウンスキルに加え、ドローンの目、人を見る目、判断力です。だからグリーティングは難しいと言われます。